「テキーラの日」2024記念パーティー@メキシコ大使館・レポート&ギャラリー

「テキーラの日」2024記念パーティー@メキシコ大使館・レポート&ギャラリー

2024年の「テキーラの日」を記念したイベント『在日メキシコ大使館にて第2回「テキーラの日」2024記念パーティー』を、7月23日にメキシコ大使館で開催しました。(主催:JUAST、後援:メキシコ大使館)
「テキーラの日」は、2006年7月24日に「リュウゼツランの景観と古いテキーラ産業施設群」がユネスコ世界文化遺産に登録されたことを記念して、アメリカで最初に制定されたNational Tequila Dayと同日を、2017年にメキシコ大使館により日本でも「テキーラの日」に制定し、JUASTの運営の元、メキシコ大使館で年より一般の来場者も招いた記念パーティーを開催しており、今回は2回目の開催となりました。

昨年同様にチケットが事前に売り切れた当イベントは、前半にセミナーコンテンツを、後半にパーティーを実施しました。
前半のセミナーコンテンツでは、まずはメルバ・プリーア大使が壇上に上がり、来場者への感謝を述べるとともに、メキシコでは毎日が「テキーラの日」であることなどを述べ、来場者を笑顔にさせました。

また、大使より、JUASTにより日頃のテキーラの普及活動に感謝の言葉が贈られ、壇上にて代表して目時裕美が紹介されました。

経済・観光担当官ミゲル・サラスさんからは、テキーラの歴史豊かな文化、自然、製造方法見学を組み合わせた観光ルート「テキーラルート」についての解説が述べられ、続いて壇上に上がったメキシコ大使館ディエゴ・ロペス・ファリアスシェフは、メキシコ料理についてセミナー。タコスを筆頭にメキシコを代表する料理について解説があったほか、メキシコにおいては、トルティーヤの原料にもなるトウモロコシ、豆、そしてトウガラシが重要な食材であることが述べられました。

一方で、今年は「TEQUILA JOURNAL / MEZCAL JOURNAL」がテキーラの日を記念して7月24日に発行されることとなったこともあり、当イベントを主催するJUASTの目時裕美からは、誌面の内容について解説。
同じく、リサーチと翻訳を主に担当した松浦芳枝さんからは、今年はページ数が8ページ増したことについて、より内容が濃くなり充実したと述べられました。
「TEQUILA JOURNAL / MEZCAL JOURNAL 2024」は当イベントの入場時に、無料配布されたこともあり、来場者は誌面をチェックしながら解説を聞き入っている様子でした。

その後は、当イベントで料理を提供する5つのお店が壇上に上がりスピーチ。
今回はテキーラの原産地5州にまつわる料理が用意され、グアナファト州のエンチラーダス・ミネラスを担当したTacos Mercado、ハリスコ州のビリアを担当したtacos trap’、同じくハリスコ州のメヌードを担当したHOBO TACOS、ミチョアカン州のカルニータス・タコスを担当したMexicarro、同じくミチョアカン州のカルニータス・トスターダスを担当した¡Vamos!が、お店と料理の紹介をしました。

また、物販ブースを出展した後藤サボテン、Plant Container Products、Buena Buenaが登壇したほか、試飲ブースを出展したジェイドックス、フィデア、武蔵屋、テキーラムーチョ、そしてえぞ麦酒も登壇。今回は、日本初お披露目となる、今後発売予定のブランド「AZABACHE」のオーナーが来日し、えぞ麦酒ブースより提供されました。

セミナーの最後には、フレアバーテンダーの後藤啓介さん(ゴリチョ)さんと安孫子優(ABI)さんによるフレアショーを開催。華やかなパフォーマンスの締めくくりには農業・農村開発省のマリオ・ソトさんが担当し、来場者を沸かせました。
パーティーの開始を告げる挨拶は、同省アルベルト・クエヤル公使が担当。ゲストの方々と一緒に「サルー!(乾杯)」と告げ、パーティーへと移行しました。

パーティーでは、テキーラを中心としたアガベスピリッツの試飲はもちろん、前述した5つの料理はすべての来場者に提供されました。
そのほか、後藤サボテンのブースでは食用サボテン(ノパル)試食やサボテンを使ったビールの試飲提供もされたほか、Plant Container Productsのブースではアガベなどが販売されました。
来場者はテキーラやカクテルとメキシコの料理を口にしながら、メキシコが誇る文化を堪能している様子でした。

パーティーの後半には、ヒューマン・ビートボクサーのREATMOさんが飛び入り参加でライブを開催し、会場を盛り上げると、日本で活躍するメキシコ出身の歌手、ナタリア Dさんが昨年に続き歌唱ライブを開催。美しい歌声で来場者を魅了しました。

今回で2回目の開催となったメキシコ大使館での「テキーラの日」の記念パーティー、100名の方にお越しいただき、大盛況となりました。
天王洲で開催された「Celebration Party」も含め、多くの方にテキーラを中心としたメキシコの文化の魅力を発信できました。
今後もより一層、その文化が広まるように普及に務めたいと思います。

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