2023年の「テキーラの日」をお祝いするイベント『「テキーラの日」5th Celebration Party 2023 (主催:JUAST、後援:メキシコ大使館)』を、7/23に、東京・天王洲の「RIDE/天王洲キャナルガーデン」で開催しました。
「テキーラの日」は、アメリカに続いて2017年に日本でも制定し、2020年以降は、コロナ禍でのオンライン開催はあったものの、2022年からはリアルイベントを再開しほぼ毎年のように「Celebration Party」を開催。今回で5回目の開催となりました。
今回の会場は、昨年に引き続き、天王洲運河沿いにあるレストラン「RIDE/天王洲キャナルガーデン」
入場チケットの購入者が利用できる「Ticket Area」は店内を活用し、誰でも無料で立ち寄れる「Free Area」は広々としたテラスエリアを活用しての開催となりました。
「Ticket Area」では、テキーラやメスカルのカクテルや試飲が自由に楽しめたり、今年はメキシコからのスペシャルゲストとして、日本未入荷のブランドである「CarlitoSpirits」と「Tinta Negra Tequila」のオーナーでCarlos Garciaさんが、イベントのために来日し、自らブースに立ちました。
昨年に続きサウザブルーの「マルガリータ作り体験ブース」も用意されたほか、今回からは「¡CHEVERE!」によるアカプルコチェアの制作ワークショップなど、来場者が参加できる体験型コンテンツも用意。
また、チョコラテ(チョコレートドリンク)の文化が根付くメキシコにちなんで、当イベントとしては初めてmeijiの「のむチョコ研究部」によるチョコレートドリンクも振舞われました。
Carlos Garciaさんが立つブースでは、本来ならばメキシコに行かなければ会えないブランドオーナーと直接会話しながら試飲できる貴重な機会とあって、常に多くの人で賑わいをみせ、記念に写真を撮る方も少なくありませんでした。
テキーラ・メスカルの試飲ブースでは、およそ90のブランドがラインナップ。テキーラはもちろんのこと、メスカルのブースも好評で、気に入ったボトルを、武蔵屋が運営するボトル販売ブースで購入していく方も目立ちました。
一方で、開放的なテラスエリアを活用した「Free Area」では、著名なフレアバーテンダー達によるフレアショーも行われるカクテル販売ブースのほか、昨年と同様にメキシコにちなんだ雑貨などを販売するブースが並ぶ、同国の市場を模した「メルカド メヒカノ“Tianguis”」が用意され、イベントに彩りを与えました。
大きな盛り上がりを見せたフレアショーでは、「サウザブルー」と「フォルタレサ」を用いて、山本圭介(KSK)さん、安孫子優(ABI)さん、後藤啓介(ゴリチョ)さん、大山寛士(ひろし)さんの4名のフレアバーテンダーによるショーを合計3回実施。
特に、イベントの締めくくりとして行われたグランドフィナーレでは、多くの人がスマホを構えながら、華麗なパフォーマンスに魅了されている様子でした。
同じく、一部のブースを除いてテラスエリアにブースが構えられた「メルカド メヒカノ“Tianguis”」では、本場メキシコで仕入れた雑貨や小物、アパレルなどが販売されたほか、アガベが描かれた手ぬぐいを販売するブースも見られるなど、日本とメキシコの結びつきを感じさせる雰囲気となりました。
天候に恵まれ、強い日差しが照りつける中での開催となった今回、最初から最後まで多くの人で賑わいを見せ、最終的におよそ650名の来場者を記録しました。
日本でも少しずつ浸透してきたテキーラの祝日「テキーラの日」。
テキーララバーやメキシコ好きの方などイベントの常連の方々はもちろん、初めてイベントに参加された若いグループの方々など、来場者の層にも少しずつ変化が見られ、メキシコが誇る代表的な文化の一つであるテキーラの魅力の一端を感じてもらえたのではないかと思います。
来年以降も開催できるように尽力したいと思います。