「テキーラの日 2022」記念セミナー@メキシコ大使館・レポート&ギャラリー

「テキーラの日 2022」記念セミナー@メキシコ大使館・レポート&ギャラリー

2022年の『テキーラの日』を記念し、飲食業界関係者やメディア関係者の方などを対象としたセミナーイベントを、7月14日(木)にメキシコ大使館で開催しました。(主催:JUAST、VISIT MEXICO JAPAN、後援:メキシコ大使館)
『テキーラの日』は、2006年7月24日に「リュウゼツランの景観と古代テキーラ産業施設群」がユネスコ世界文化遺産に登録されたことを記念して、アメリカで最初に制定されたNational Tequila Dayと同日を、2017年に日本でも制定し、毎年、同大使館で記念イベントを開催してきました。しかし、2020年以降はコロナ禍の影響もあり、開催を断念。2020年はオンラインでのプロモーション企画も実施しましたが、リアルの場での開催は3年ぶりとなりました。

同大使館における、テキーラなどのアガベスピリッツの関連イベントとして、久しぶりの開催となった今回。コロナ禍への配慮として、登壇者のマスクの着用や十分な間隔をとるよう配慮していた中で、多くの方に来場いただくなど、メキシコのお酒への注目度の高さが窺えました。

会場の様子

まずは、メルバ・プリーア大使が壇上に上がると「コロナ禍の中で難しい状況だったが、日本においてテキーラは、若者を中心に支持されて消費が落ちていない。昨年のテキーラ&メスカルの輸入量は(前年比の)39%増、売上高は47%増となっている」と、日本市場におけるテキーラ関連の売り上げの伸びについて述べると、農業農村開発省アルベルト公使が「日本でのテキーラの売り上げは、メキシコの雇用創出と生活の質の向上に貢献している。JUASTが主催するイベントや、テキーラの輸入社や酒販業社の方々を、大使館として引き続きサポートをしていきたい」と、日本のテキーラ市場に関わる方達への感謝を述べました。

メルバ・プリーア大使

今回のイベントでは、メキシコ観光サイト『VISIT MEXICO』から新たに開設された日本語版サイト『VISIT MEXICO JAPAN』の発表も実施。
同サイトのディレクター宇津見さんと八尾さんがメキシコからオンラインでイベントに参加し、時折現地の様子も見せながら、サイトについて説明しました。
また、同サイトは、オフィシャルサポーターとして、女優の入山杏奈さんと、EXILE ÜSAさんの就任も発表。現在メキシコをベースに活躍している入山さんは現地からオンラインで、一方でÜSAさんは、イベント会場にサプライズで登壇し、メキシコを愛する二人によるトークセッションが行われました。

メルバ・プリーア大使とEXILE ÜSAさん

入山杏奈さん

自身のオリジナルテキーラ『HAPPiLA』を手がけるなど、以前からテキーラ好きとして知られるÜSAさんは、その魅力について「DANCE EARTHの活動を通じて世界各国で踊る旅を続け、様々なお酒を飲んできた中で、テキーラを飲んだときが一番心と体が躍る」と話し「ハッピーで美味しい、この素敵な飲み物を日本でも広めたくてオリジナルのテキーラをつくった」と語りました。一方、メキシコ在住歴4年の入山さんは「2019年に初めてテキーラ地区のアガベ畑に行ってテキーラを試飲したとき、その美味しさに気づき、嗜むお酒だと知った」と話し、今では「ご飯屋さんでマルガリータなどのカクテルを飲んだりしている」と続け「知れば知るほどメキシコは魅力的な場所」と締めくくりました。

トークセッション中のEXILE ÜSAさんと入山杏奈さん

その他にもイベントでは、テキーラの輸入を手がけるサントリースピリッツ社、ウィスク・イー社、サニーカラージャパン社、サトー酒店社、リードオフジャパン社、フィデア社といった6社による各ブランドのセミナーも実施。
また、最後には、それらのブランドを含むメキシコのお酒の試飲会も行われました。
大使館シェフが手がけるメキシコ料理も振る舞われ、来場者は、飲み比べをしながらメキシコの豊かな食文化を堪能している様子でした。

試飲会の様子

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