メキシコから世界に羽ばたくお酒、テキーラ。そのテキーラを皆で楽しみながらお祝いする日として、アメリカなど世界各地で「テキーラの日」が定められています。昨年より日本でも、メキシコ大使館商務部が7月24日を「テキーラの日」と制定。
この度、そのお祝いの日に先駆けて、7月19日に記念イベントを開催しました。
昨年に引き続きメキシコ大使館(東京・永田町)にて開催した当イベントには、特別ゲストとしてテキーラPR大使のINORAN氏(LUNA SEA)が出席し、会場にはテキーラの普及に尽力するインポーター各社や酒販店、料飲店関係者、メディア関係者など総勢約150名が集まりました。
トークプログラムやセミナーが中心の前半と、インポーター各社が出展する試飲会の後半の2部制となる当イベント。カルロス・アルマダ大使の挨拶によって始まり、大使はテキーラを軸としたメキシコと日本の結びつきやテキーラの魅力などを語りました。
続いて行われたのはメキシコ大使館商務部アーロン・ベラ参事官がナビゲーターとなり、日墨外交関係130周年を記念して日本を代表するINORAN氏と、テキーラの日に合わせてメキシコから来日していた「フォルタレサ」のオーナー、ギレルモ・サウザ氏によるトークセッション。INORAN氏が「テキーラはそれぞれにストーリーや歴史があり魅力的なお酒。その魅力や楽しさをぜひみんなで分かち合ってほしい」と語ると、ギレルモ氏は「色んな楽しみ方ができるのがテキーラ。今後新たな世代の消費者が増えることでその選び方や楽しみ方は多様になってくると思う」と語るなど、それぞれ違う立場からテキーラ業界を牽引する両者による貴重なトークが繰り広げられました。
その後、アエロメヒコ航空の岩川氏よりメキシコの観光情報についてのご案内があり、前半最後のプログラムとしてインポーター各社によるブランドセミナーが行われました。
セミナーでは最近のマーケット情報や現地の最新情報なども含む、魅力溢れるテキーラの情報がプレゼンテーションされ、その後、後半のプログラムとして実際にそれらのブランドを味わえる試飲会が行われました。新商品などを含む100種に及ぶテキーラが出品され、出席者らはじっくりテイスティングし美酒を堪能しました。
昨年に続き大きな規模で開催し、盛り上がりを見せたイベントは「テキーラの日」をお祝いするにふさわしいイベントとなりました。